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2009/04/20 (Mon) 4月20日(雨) 水洗い

今日から、本葺き瓦の屋根塗装工事に着工しました。

堀さん 005
足場は、工事の前の日に、足場屋さんにソーラーの部分の瓦の小口部分の場所だけ、足場を組んでもらいました。

堀さん 007
水洗い前の瓦の写真です。

コケが結構生えています。

堀さん 006
水洗い後の写真です。

コケなどが生えていた部分は、キレイに取り除き、下地が見えてきました。

堀さん 011
水洗い状況です。

本葺き瓦は、私の洗い方としては、最初に、上と下の瓦の重ね部分を、下側から角度をつけて横に洗います。

堀さん 009
水洗い状況です。

2番目に、左から右に角度をつけて縦に洗います。

堀さん 010
水洗い状況です。

3番目に、今度は逆に、右から左に角度をつけて縦に洗います。

これで、本葺き瓦のコケは、キレイに洗い落せます。

すべての、瓦のコケを洗い落としたら、最後に、上からコケや汚れを洗い流します。

堀さん 012
水洗い状況です。

瓦の小口は洗いにくいですが、角度をつけて洗っています。

このぐらいは、角度をつけないと、小口のコケは取りにくいです。

年が若いので、まだ、大丈夫ですが、歳を取ってから、小口をキレイに洗うのはキツイかも知れません。

堀さん 008
水洗い前の写真です。

右利きの人が洗うと、今見えている向きのコケを取るのが取りづらい面です。

堀さん 014
水洗い後の写真です。

キレイにコケが取れているのが、分かると思います。


もし、本葺き瓦の塗装を考えている方は、今の写真の向きの角度から、水洗い後、下塗り後、中塗り後、上塗り後で、チェックを入れるのがいいと思います。

反対側の向きは、右利きの人が洗えば、普通に洗いやすいですが、こちら側から見る面は、洗いにくく、塗りにくい面になります。

ちなみに、普通のセメント瓦は、右利きの人が、塗りやすい重ね方になってます。

本葺き瓦は、セメント瓦と違い、右利きでも左利きでも、考えて塗っていかないと、キレイに塗れません。

本葺き瓦は、職人の腕の見せ所の瓦かも知れません。

川元塗装の仕事なので、本当の塗装職人の仕事をしたいと思います。


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川元 信一

Author:川元 信一
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「お兄ちゃんが塗った家まだキレイにしてるよ!」と言われたことがある塗装屋です、そして、これからも言われたい塗装屋です。

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